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これだけは覚えておきたい印刷用語20選

執筆者: 中野 杉人   2017/12/11
印刷業界には業界特有の印刷用語が存在します。用語の中には、他の業界ではほぼ聞かれない言葉もたくさん存在しているため、例えば、印刷会社に印刷物を発注した際、「担当者の口から知らない用語が度々出てきてよくわからない」といった企業の印刷物の発注担当者も大勢いらっしゃるようです。

しかし、そうした業務を何年も行なっていると、知らない用語も「なんとなく」聞き続けてしまうため、いまさら意味を詳しく聞けないというのも正直な気持ちなのでしょう。

本記事では、印刷物の発注担当者が知っておきたい印刷用語をご紹介します。ビジネスの現場で比較的よく使われる印刷用語の意味をきちんと覚えておくと、印刷会社との打合せもスムーズに行なわれ、イメージ通りに印刷物が作れます。今後の印刷物作成の打合せなどにお役立ていただければ幸いです。

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目次

  • デザインに関する用語
    • ラフ
    • カンプ
    • トンボ
    • 級(Q)数、ポイント(pt)数
    • 台割
    • 面付け
    • 原稿
    • 表表紙と裏表紙
    • 角版(かくはん)
    • 切り抜き(トリミング)
  • 校正に関する用語
    • 色校正
    • 突き合わせ
    • 読み合わせ
    • 朱字(あかじ)
    • 校正刷り
    • 初稿と初校
    • 校了
    • 念校
    • 責了
    • 下版
  • おわりに

デザインに関する用語

印刷物のデザインについてを打合せする際、印刷会社のデザイナーなどから出てくるのが「デザインに関する用語」です。それでは具体的に見て行くことにしましょう。

ラフ

これは印刷デザインの完成イメージを簡単に伝えるものです。最初から完成度を高めてきっちりと制作した場合どんなことが起こるでしょうか?

印刷会社と企業の発注側とでイメージ通りの場合は問題ありませんが、イメージ通りには行かなかった場合、初めの段階から完成度の高いものをデザインしてしまうと、その作業や時間がムダになってしまいます。こうしたことを避けるために、ラフ原稿を仕上げるわけです。

ただし、ラフはその人によって定義が違い、手書きで制作する人とイラストレータなどで簡単に仕上げる場合があります。

 

カンプ

デザイン制作後、クライアントに提案する際にプリンタ出力したもので、英語名の「comprehensive layout」の略です。

 

トンボ

カンプや校了紙、色校正紙には、その角と辺の中央に8つのマークがあり、これをトンボ、またはトリムマークと呼んでいるのですが、これは印刷範囲や断裁ライン、加工の位置を示す目印です。トンボがないと断裁する位置がわからなくなってしまうため、印刷上、必要なのです。

img_tombo.gif

 

級(Q)数、ポイント(pt)数

印刷会社と打合せをし、文字の大きさ変更を指示すると「ではQ数を上げて(下げて)おきます」などと言われる場合があります。これは昔あった写植文字の大きさ単位の名残で、1mmの1/4である0.25mmが1級とされており、Qは1/4のquarterが由来となっています。

また、「ポイント数」も文字や図形のサイズを表す単位のことですが、こちらは1ポイントが約0.35mmとなっています。

 

台割

カタログやパンフレットなどのページ物を制作する際、原稿を書いたりデザインを起こす前に全体のページの振分けを決めることを台割と呼んでいます。

台割.png

面付け

ページ物の印刷は、ページを1ページずつ印刷していくわけではなく、原紙を決められた折り方で折っていくと、きちんとページ順になるようにできています。このように正しくページが並ぶように配置する作業のことを面付けと呼んでいます。

面付け台紙.png

原稿

原稿というと「文章原稿」をイメージされる方が大半ですが、デザインにおいての原稿というのは文章だけではなく、写真や画像といったもの含みます。つまり、印刷物作成で必要な材料のことを原稿と言うのです。

 

表表紙と裏表紙

ページ物の表側の表紙を表表紙、または表1と呼び、裏側の表紙を裏表紙、または表4と呼びます。

ちなみに表1を開いた裏側(内側)のことを表2と呼び、表4のその裏側(内側)のことを表3と呼びます。

表紙+裏表紙.png

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角版(かくはん)

被写体を切り抜くのではなく、四角いまま写真を使うことを角版と呼びます。

 

切り抜き(トリミング)

角版とは違い、写真の必要な箇所だけを切り取ることを切り抜きと呼び、四角くカットすることをトリミングと呼びます。

 

校正に関する用語

では次に、印刷物の文字や写真などの情報をチェックする際に使用する「校正に関する用語」を具体的に見て行くことにしましょう。

 

色校正

制作したデザインデータと試し刷りの最終的な色を確認し、認識のズレをなくすチェックのことを色校正と呼びます。その中でも特に、実際に印刷する機械や紙を使って試し刷りをしたものを本機校正(本紙校正)と言います。

 

突き合わせ

元となる原稿とデザイン原稿を一文字ずつ突き合わせて校正を行なう方法のことを突き合わせ、または付け合せと呼びます。前の校正時に修正があった原稿であれば、前校正前の原稿と突き合わせを行ないます。

 

読み合わせ

読み合わせは校正者二人で行ない、一人が原稿を読み、もう一人が原稿をチェックし、誤字脱字といった間違いをなくしていきます。

 

朱字(あかじ)

朱字と書いて「あかじ」と読みます。これは、原稿や校正で印刷・プリントされた紙に、赤ペンで修正し、正しい指示を書き加えることをこのように呼びます。

 

校正刷り

本印刷の前に校正を行なうための刷り物のことをこのように呼びます。校正刷りはまた、ゲラ刷りやゲラ、プルーフなどとも呼ばれています。

 

初校と初稿

初校と初稿はどちらも同じ「しょこう」と読みますが、意味が異なります。初校は最初の校正刷りのことであり、初稿は一番最初の原稿のことを指します。

 

校了

校正が終了したことを省略して校了と呼びます。

 

念校

念校は校正が終了となる直前に、再度念のために行なう校正刷りのことをこのように呼びます。

 

責了

責了は、責任校了の略で、修正箇所がほとんどなく、発注者側が原稿をこれ以上確認しなくてもよいと判断した場合に、印刷会社側が責任を持って校了することをこのように呼びます。

下版

校正が終了した版を次の工程である製版・印刷にまわすことを下版と呼びます。

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終わりに

いかがでしたでしょうか。今回は印刷物の発注担当者がきちんと知っておきたい基本的な印刷用語をデザイン時と校正時に分けてご紹介しました。ここで挙げた用語はどれも印刷会社との打合せの際によく使われる言葉です。

意味をよく覚えておくと、印刷物の発注業務もこれまで以上にスムーズにいくはずです。ぜひ実践してみてくださいね。

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